圧力機器指令2014/68/EU

内部にガスや液体を入れて加圧する機器をEU圏内に輸出する場合、圧力機器指令(PED)が適用されます。

圧力機器指令は従来、指令97/23/ ECでしたが、2016年7月19日以降は、新しい圧力機器指令2014/68/EUが適用されています。圧力機器(圧力容器、配管)の最大許容圧力が、0.5bar(0.05MPa) 以上であれば、圧力機器指令が適用され、使用する流体の種類、設計圧力、圧力容器の内容積(ℓ)、配管の口径(mm)、によって、圧力機器の危険性を区分した「カテゴリー」(Ⅰ~Ⅳ) が決まります。

カテゴリーII以上では、認証機関(ノーティファイドボディ)による確認が必要になってきます。
次に、カテゴリーの区分 (Ⅰ~Ⅳ) に応じてモジュールを決めることになります。

モジュールとは、機器の危険性や量産/個別生産に応じて、機器の製作工程中の検査頻度を定めたものです。モジュールはAからHまで細分化され、Hに近づくほどリスクの高い機器となり、認証機関による検査の頻度が増していきます。

カテゴリーとモジュールとの関係は下記の様になり、モジュールは、製作者様で決めて頂く事になります。

カテゴリーI モジュール A
カテゴリーII モジュールA2, D1, E1
カテゴリーIII モジュールB(設計型式) + D, B(設計型式) + F, B(生産型式) + E, B(生産型式) + C2, H
カテゴリーIV モジュール B(生産型式) + D, B(生産型式) + F, G, H1

モジュールAからHの内容は、下記の通りです。

A 内部生産管理
A2 内部生産管理+最終評価時の監視
B EU型式試験(設計型式、生産型式)
C2 型式の適合+抜き取り評価時の監視
D 生産品質保証
D1 生産品質保証
E 製品品質保証
E1 製品品質保証
F 製品確認
G ユニット確認
H 完全品質保証
H1 設計検証を伴う完全品質保証+最終評価時に特別監査

アパヴは、圧力機器指令の認証機関として長年の実績があり、お客様が圧力機器指令を適用する機器を製作する際のご支援と認定機関としての責務を果たしていきます。

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